弁護士費用担保特約に加入しているかどうかはどのようにして調べられますか？

保険証券を確認してください。不明な場合は加入している保険会社へお問い合わせください。
もっとも、夫が加入している保険に弁護士費用担保特約が付帯されている場合に、妻が同特約を使えたりします。ご自身が加入している保険以外でも使用できる場合があります。
ご家族や事故を起した車に弁護士費用担保特約が付帯されていないかもご確認下さい。
以下の確認手順をご参考にしてください（あくま一般的な保険約款を前提にしています。最終的な確認は当該保険会社へお問合せ下さい）。
ＤＵＯＮにご相談頂いた場合は、このような観点から弁護士費用担保特約の使用ができないかも含めてチェックをいたします。

次のSTEP1～4をすべて確認してください。

1. 相談者（＝被害者）
2. 親（相談者が未婚の場合に限る）
3. 配偶者
4. 同居の親族（下図の緑枠内）
5. 事故車

の任意保険の保険証券を確認して下さい）。

STEP1「相談者は、任意保険に加入していますか？」

→Yes→「相談者の加入する任意保険の保険証券を確認して下さい」

STEP2「相談者は、結婚していますか？（内縁でもかまいません）」

→Yes→「配偶者の加入する任意保険の保険証券を確認して下さい」
→NO→「親御さんの加入する任意保険の保険証券を確認してください」

STEP3「相談者は、兄弟、祖父、孫等同居している親族（下図に該当する者）がいますか」

→Yes→「同居している親族の加入する任意保険の保険証券を確認してください」

STEP4「事故車の保険は、上記（相談者、配偶者、両親、同居の親族）以外の者が、加入していますか？」

→Yes→「事故車に付保された任意保険の保険証券を確認してください」

この記事は弁護士が監修しています。

片島 均（弁護士）弁護士法人法律事務所DUON
茨城県弁護士会所属（登録番号：42010）

交通事故、相続、借金破産、離婚、刑事事件、不動産、企業法務（労働問題）など幅広い分野に対応。
代表を務める弁護士法人法律事務所DUON はほぼ全ての分野の法律問題をお取り扱いしています。全体の案件数としては、地域柄もあり「離婚事件」や「交通事故事件」「破産事件」「相続問題」等のお取り扱いが多いですが、法人・事業者様の労使問題等にも力を入れており、特に地元の中小企業の経営者様を中心にご相談いただいております。